初心者はジムでの筋トレ=マシンみたいになってるけど

ワークアウト

初心者はジムでの筋トレ=マシンみたいになってるけど

日々ハードにトレーニングをされていたり、そうでない皆様もこんにちは。

今日は、初心者のジムでの筋トレ=マシンでやる!っていう現状になっている件についてお話しをしようと思います。


このようなジム筋トレが定着しているのは、 結論から申し上げますが、 トレーナーの負担軽減やリスク回避のため なんです。


それでは、詳しくお話してみましょう。

僕のジムでの筋トレ

僕はジムに通って約3年。


いくつかのジムを経験して、 現在はフリーウエイトを中心としたトレーニング を行っています。


フリーウエイトでのトレーニングは

・スクワット
・ベンチプレス
・デッドリフト

のBIG3と呼ばれるものを中心に行っています。

BIG3の有用性に関してはこちらの記事を参考にして見てください。

筋トレは絶対にBIG3中心のフリーウエイトで行うべき!ということを前提とします。

通っているジムの現状

通っているジムには、当然新しい会員の方もよく来られるのですが、 ほとんどの人が、 トレーナーにはマシンでの筋トレをお勧めされています。


初心者の方は言われた通りに、マシンでの筋トレから始めています。

ジム契約!

何をやったらいいかわからない

トレーナーに聞く

マシンを勧められたのでやる

いつの間にか来なくなる

っていう方を、たった3年間で山程見ました。


少し話をする方なんかもいて来なくなるたびに、割と切ない思いをしています。

なぜこのような状況に陥るのか
それは、ズバリ

・トレーナーの負担軽減
・リスク回避
・施設の肥大化

この3点ではないでしょうか。

トレーナーの負担軽減

フリーウエイトを中心としたトレーニングは フォームが難しく、個人差はありますが習得にそれなりに時間がかかります。

体格によって、正解のフォームも異なるため指導に対応するためには、トレーナー自身にかなり応用力が必要です。

トレーナー自身の知識であったり、コーチングのスキルなど、人材育成に時間と費用と根気が必要になってきます。

数多くの利用者がいる中で、個人個人に無償指導しているとスタッフが何人いても足りませんよね。

なので初めのおすすめで案内されるのはマシンなのではないでしょうか。


マシンでは、ある程度軌道が決まっていますので誰でも同じように、体格に合わせて調整させて、後は押したり引いたりマシンごとにテンプレートを教えるだけで済むのです。

めちゃくちゃ楽でしょ?

そりゃ、マシントレーニング先に教えますよね〜

山本義徳 業績集8 筋肥大・筋力向上のプログラミング
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リスク回避

フォームを習得するのが難しいフリーウエイトは、間違ったフォームで行うと怪我に繋がる可能性があります。

トレーナーがついた状態で、怪我をしてしまうと責任問題の話になってしまいます。訴えられたりしたらたまったものじゃないのですよね。

リスクをとるくらいなら、手軽さをとりますよ。

施設の肥大化

フリーウエイトをやる際、パワーラックやハーフラック、ベンチ台など必要な上、その1つ1つがサイズ大きめです。

日本の狭いジムでは、マシン+ラック類を取り入れられる大きなジムが少ないように思います。

全部を取り入れるとなるとかなりの大きさになるはずです。

というか需要がないから少ないのかな…

部位別トレーニング法 -肩と腕、脚編-: 山本義徳 業績集 11 山本義徳業績集
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筋トレはやっぱフリーウエイトでしょ

前述の記事でも書いていますが、筋トレはやっぱりフリーウエイトが効率が良いです。

目的の筋肉以外にも、支えるための筋肉だったりいろんな部位を鍛えることができます。

適切なフォームを学ぶことは、理想の体を手に入れるための近道になるのです。


ですので僕は、BIG3を学ぶためにYouTubeや本での勉強をしています。

特にこちらの本は、トレーニングごとにフォームの解説がきっちりされていて、習得に大変役に立っています。

本格的に筋トレを始める方は是非参考にしていただきたいと思います。

まとめ

こんな感じで、一般的なフィットネスジムでフリーウエイトが押されない理由は運営者側の問題が大きいです。

最近では、フリーウエイト特化のジムなんかも増えてきて、フィットネス先進国の欧米に近づいてきている感はあると思います。

日本のフィットネスが今後もしっかり発展して行くようみなさんがんばりましょ〜


以上、初心者はジムでの筋トレ=マシンみたいになってるけどでした。